2014年6月12日木曜日

【レビュー】マリオカート8をグランプリ★3、VR3000までやりました

マリオカート8をグランプリ全排気量+ミラー★3までクリア、VRは一応3000まで到達しました。
感想を書こうと思います。レースゲーにネタバレもクソも無いと思いますが気になる人は気にして下さい。


さて、あらかじめ言っておきますが私が今までプレイしたマリオカートシリーズは
64 GBA DS 7 だけです。特にWiiを未プレイなのがレビューとして致命的かもしれませんが、やってないのはしょうがないので勘弁して下さい。

基本的にマリカー7との比較で感想を述べることになると思います。



今作ではWii以来(いきなり未プレイのWiiの話題)のバイク復活となりました。
 聞くところによるとバイクはオンラインで猛威をふるっていたらしいですね。
なんでもファンキーバイクWiiと揶揄されたとか。

今作マリカー8では、後述する”とある事情”によりタイムアタックではカート優勢ですが、オンラインのレースではそれほど差は無いように思われます。


グラフィックは流石ですね。HD画質で、2画面分割しても60fps。当然オンラインも12人対戦で60fps。このあたりはこだわりが見られます。今時レースゲーで60出ないとか正直ないわ。

モーションも表情豊か。マリカー7と違って、対戦相手もモーションが省略されません。良い感じに動いてます。





ゲームバランスは前作マリカー7と比較してかなり変化が見られます。

その理由の一つとして挙げられるのが、アイテムの保持数。

前作までは バナナやコウラなどのアイテムを手に入れた後、Lボタンで後ろに付ければアイテム欄が空き、もう1個アイテムを保持出来ましたが、今作では後ろに付けてもアイテム欄が空きません。

さらに新アイテムのコインは、使用するとコインが2枚増えるだけというもの。1位だとよく出る、防御に使えないいわゆるハズレアイテムです(序盤に引くと馬鹿にできないのですが)。

アイテムを複数保持する状況というのがそもそも1位の防御ぐらいしかなかったので、これらの変更により1位の防御力が下がった…はずでした


また、出てくるアイテムも順位だけではなく1位との距離で決定するようになりました。同じ2位でも接戦ならコインが、大きく差を付けられていればスターが出ます。下位争いでキラーが並走するというのも日常茶飯事になりました。

ただし、全体的な傾向としてトゲゾーの出現率が下がりました

これは、前述した1位弱体化要素をすべて帳消しにするレベルで1位優位になります。


そして反重力コースでのみ発生するスピンターボ。これはライバルマシンと衝突すると弾き飛ばされずにミニターボ程度に加速するという新システムです。
これにより、団子状態のままレースが進行するということが増えました。ただでさえ12人のレースなので顕著です。



さて、今まで述べた新要素や変更点が結果的にどのようなゲームバランスをもたらしたのか。
結論を述べると、 「1位が独走しやすいが、一度抜かれると一気に転落」

どういうことかというと、1位はコインを独占出来ます。取られたコインは数秒後に復活しますが、基本的に2位には取れません。1位と2位が接戦の状態だと、1位だけがコインを入手するという状態になります。
コイン1個で1%の速度アップ。10個で1割ですから相当です。これを1位が独占するので、どんどん距離が離れていきます。なんとか2位が追いついても、接戦になればまたコインが取れなくなりアイテムも渋くなるというジレンマ。

また、距離でアイテムを決定するわりにトゲゾーが出ないので、2位以下が足を引っ張り合って1位が独走するという状況も生まれやすい。

これらの要因により、前作と比べて1位独走ゴールというレースが大幅に増えた気がします。



ただし…プレイヤーが上手いとその辺も分かっているらしく、上手い人たちの集まったレースでは1位独走を阻止するためのプレイングがなされます。足の引っ張り合いが1位独走を助けることが分かっているので、お互いになんとなく気を使いながら、前述したスピンターボを駆使しながら上位で団子状態になり1位に迫る。
そしてチャンスが生まれた瞬間赤コウラが1位に炸裂し…2位以下の上位集団が置き土産とばかりにアイテムを当てつつ一気に抜き去り、1位だった人は一気に下落。下位集団の仲間入りです。

アイテムを1個食らうだけでコインを3個落としますから、3個くらえばすっからかん。下位集団に会う頃にはコインもほとんど残っていません。終盤でこうなると、もう逆転は絶望的。

こうして、「1位が独走しやすいが、一度抜かれると一気に転落」というゲームバランスになるわけです。



さて、これの良し悪しを語るのはなかなか難しい問題です。
普通のレースゲームなら、そもそも実力がはっきり反映されるので、大逆転自体あまりあることではありません。

マリオカートは実力も出つつ運にも左右されるタイトルでしたが、今回は実力に寄ったような気がします。

実力がきっちり出るが、やられる時は容赦なくやられる。そんなバランスになったと思います。
どんなに運が良くても、3位が2位に赤コウラを連射していてはいつまでたっても1位を抜けません。そのあたりの戦術を考えられる人が上位になりやすくなったのではないでしょうか。
アイテム運用が今まで以上に重要になった最新作。このゲームバランスに対応できるか、それが鍵です。

あ、個人的にはとても面白いです。7より面白いんじゃないかな。トゲゾー嫌いだし





…説明するのが面倒くさかったのですが、これに触れないわけにもいかないので一応書いておきます。

カート限定の裏技として、「サンダードリフト(別名ケツ振り、ぴょんぴょん走法など)」が発見されました。

言葉で説明するよりも動画で見てもらったほうが早いと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=RoHc1v-3JRk

この動画の0分30秒あたり、スーパーミニターボからの連続ダッシュパネルの地点で、左右にジャンプを振っています。

理屈はともかく、カートはこれで速度が上がるらしいです。


タイムアタックでカート有利というのはこれのせいです。
ただDSの直ドリほど極端に差が出るわけでもないので、オンラインではハングオンバイクでも十分やっていけるでしょう。





それと、明確な欠点を挙げておきます。 
マップがゲームパッドにしか表示されない。
 これは駄目です。

DS・7の時はちょっと下を見るだけでマップが確認でき、かつ上目にレース画面が目に入るので、それほど問題はありませんでした。

しかしWiiUのゲームパッドは、テレビとの距離が違う。
距離が違うと、焦点が違います。
つまり、マップを見るために目の焦点を変えなければならない。マップを見ている間、レースはまったく目視することが出来ません。
これは致命的な問題です。

全員同じ条件なのでレースの順位には影響がありませんが、それでもマップが見られないのはストレスになります。
こればかりはどうにも改善して欲しい。頼む。



あと、ふうせんバトルに専用コースがない
これもよくない。

既存コースは広すぎるし、しかもマップが見れないのでライバルがどこにいるのかさっぱり分からない
ライバルを探してコースをふらふら、というのは果たしてふうせんバトルが想定したゲーム展開なのでしょうか。
せめて円形の簡単なスタジアムでいいから用意して欲しかったです。



そして、ハイライトがあんまり面白くない

自動生成と容量制限が災いして、あまり面白いムービーを作ることが出来ません。もっと自分の意志で自由に切り貼り・カメラワークを編集できればよかったのですが。





さて、全体的に記事としてネガティブになってしまったような気もしますが、細かい不満点が目立つだけで全体としては非常に面白い作品となっております。

ゲームバランスに関しては急に変わって戸惑ってる人も多いと思いますが、慣れてしまえばそれを前提とした戦術を組めるようになります。


欠点を列挙したのも、それさえ改善されれば100点あげるよという意味での指摘です。

アップデートで改善される日は来るのでしょうか。切に望みます。



そういえば、E3のプレゼンテーションで発表された任天堂のNFCフィギュア「amiibo」がマリオカート8にも対応するようなので、アップデートにも一縷の望みがありますね。


頼むぜ任天堂。




(追記)
ものすごく今更ですがアップデートによりメイン画面にも地図が表示されるようになったので欠点が一つ減りましたね。
有料DLCによる追加コースも完成度が高いので、是非購入するとよい。
ハイライトとふうせんバトルは忘れましょう。見なかったことにすれば別にメインのレースゲームを邪魔するわけでもないので。

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