ポケモンマスターズ プレイ雑感とフレンド募集

およそ1日ポケモンマスターズをプレイし、11章が解放されたところまで進行した。

ポケモンよりトレーナーをフィーチャーするというコンセプトのスマホゲームだけあって、登場キャラクターも歴代の人気キャラクターが集まっている。

とりあえず、ここまでプレイした感想について語っていきたい。


ゲームプレイ


原作のポケットモンスターとは技やタイプといった共通要素こそあるものの、今作の戦闘システムはほとんど別物だ。

時間経過で貯まっていくゲージを消費して技を繰り出し、技を一定回数使用すると繰り出せる必殺技のバディーズわざで大ダメージを与える。原作がコマンドRPGなら、これはATBのようなものと言える。この戦闘も単に有利な技を選ぶだけではなく、サポーターによるバフやゲージの回復といった概念が既に存在するため、ある程度の戦略性は存在している。少なくとも、有利タイプで固めて攻撃技を連打していればどのバトルも楽勝、というようなゲームバランスではないように感じる。

相性関係も原作からばっさり変更されており、ポケモンにはそれぞれ1つの弱点タイプと攻撃技のタイプが設定されており、タイプ耐性の概念はない。なので、明らかに半減できそうな技をそのまま食らうという原作プレイヤーからすると違和感のある光景を目の当たりにすることになるが、そのあたりは慣れていくほかないだろう。

そもそも、原作のタイプ相性のバランスがあまり良いものではない。草タイプの弱点が5つもあったり、氷タイプの耐性が1つしかなかったり、ドラゴン技の一貫性がありすぎたり、そういう初代のガバガバなバランスを、タイプの追加や若干の変更、複合タイプのポケモンによって継ぎ足し継ぎ足し調整してきたのが原作のポケモンだ。なので、手軽なスマホゲーム化するにあたりこの部分に手を入れてシンプルな仕様に変更したのは良い判断だろう。

BGM


ポケマスのBGM、特に戦闘曲は原作のアレンジが多用されている。例えばタケシと戦うときは赤緑のジム戦アレンジ、センリと戦うときはRSのジム戦アレンジが流れるなど、原作プレイヤーであればオッと思わせる曲のチョイスが嬉しい。

また、オリジナルBGMと思われる某曲にも原作のフレーズが部分的に用いられており、良い意味でポケモン感を漂わせる。

シナリオ


シナリオに関してはごくごく無難、というかぶっちゃけつま…。キャラクエは飛ばしていい。

フォローするなら、今までほとんど公式設定がゼロに等しかった端役キャラクターにも一定のセリフが用意されている点で二次創作者には嬉しい公式設定の山なのではないだろうか。

キャラクター


原作仕様です(重要)。これ一家言あるんだけどさ。聞いてくれよ。そもそもアニメのキャラクターが原作から改変しすぎなんですよね。原作のタケシはまさに硬派の男って感じで、別に女好きでもなければ10人の兄弟を養ったりもしてないんですよ。フウロだってエアバトルとか言い出すアレじゃないし、アイリスだってあんなに上から目線の毒舌女じゃねえ。アイリスは年相応の幼さとその見た目からは似つかない強力なポケモンバトルを繰り広げる強キャラなんだよ。アローラに至ってはククイ博士以外誰一人原型維持してねえよ。だから「女好きじゃないなんてこんなのタケシじゃない」みたいな言い分にはお前それゲームのタケシを少しでも理解してから言ってくれと。あとtwitterで「オーキド博士役の石塚運昇さんが亡くなったから冒頭の案内を孫のグリーンが務めてるって気付いた。。。泣きそう」みたいなツイート見かけたけど原作のオーキドはCV石塚運昇じゃねえし死んでねえから!!!!!原作のキャラとアニメの中の人を同一視して勝手に感動してんじゃねえ!!!!!!!!

※原作ベースのアニメORIGINでは森功至さん、ポケモンGOのPVでは若林正さんです。



話を戻すと、このゲームではストーリーを進めるごとにどんどんキャラクターが加入していく。エリカやコルニ、アイリスといった人気キャラも容易に入手出来るのが嬉しい。ガチャも最高レアの☆5排出率が7%とかなり緩めになっているので、適当に回せばそれほど苦労せずに好きなキャラクターを手に入れられるのではないだろうか。とはいえ、排出率がぬるい分石の配布は現状渋いように感じるので、クリア報酬やログボだけで10連を連発できたりはしない。リセマラ非推奨と言われる所以がこれだ。あと10連に時短以外のメリットがないので無課金なら単発でその都度回すのが戦力補充によさげ。



ところで、このゲームの最序盤で手に入るキャラクターのメイ&ツタージャなのだが、まずはこちらを見てほしい。


この「わざゲージを3増やす」という効果なのだが、正直ぶっ壊れである。

未プレイ者にはいまいち伝わらないだろうからFGOで例えると孔明である。

マシュポジションの孔明である。

一応説明すると、このキャラは最序盤に相棒枠として加入する。このゲームでは技ゲージは戦闘中に時間経過で上昇し、最大5まで溜まる。このゲージを1~3消費して技を繰り出すというのが基本だ。そして技を一定回数繰り出すとバディーズ技(いわゆる宝具)が発動できるので、この技は「本来時間経過でしか回復しない技ゲージを即時回復する上に、間接的にバディーズ技の発動も早める」という、ゲーム性が根本から変わる、というか彼女起用が前提のような性能をしているのだ。重ねて言うが、最序盤の加入キャラである

なお、ガチャ☆5キャラにも似たようなキャラがいて、


こちらスカディです。

まとめ


ゲームとしてはそこそこの戦略性を担保しつつ、人気キャラをぶっこんだキャラゲーとしてはまあまあいける。これでもうちょっとシナリオを凝ってくれれば嬉しいのだが。どうせポケモントレーナーで○○ってるオタクがメインターゲットなんだから変に配慮する必要もないでしょ。

おまけ(フレ募)


というわけでこれが俺のフレコです。ここまで読んでくれた物好きな人がどれだけいるか分かりませんが、よろしければフレンド登録よろしくおねがいします。こっちからもtwitterのTLを見てフレリク送ったりするかもしれませんがよしなに。

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